アート投資情報

【アート投資】ゲルハルト・リヒター(Gerhard Richter)作品投資収益性

サワードウってご存じですか?酵母と乳酸菌を用いて作る自然発酵の種類の生地で、主にパンの製造に使用されます。サワードウは古代から存在するらしいのですが、サワーというぐらいなので、ちょっと酸っぱいです。サンフランシスコはクラムチャウダーで有名なのですが、このクラムチャウダーの有名店のパンがまあ酸っぱい。なんでこんなにパンが酸っぱいんだと思ってしまう程です。酸っぱいパンって皆さん好きですか?私まだ慣れてません。。。   今日はドイツ出身のリヒターを紹介したいと思います。東西ドイツ時代に生まれた巨匠は今でも人気の芸術家です。 目次: 1. ゲルハルト・リヒターについて  ・生い立ち  ・人物像 2.ゲルハルト・リヒターの作品  ・作品の特徴  ・作品の価値 3.ゲルハルト・リヒター作品の購入  ・オークション実績  ・代表作品の投資回収性 1.ゲルハルト・リヒターについて 生い立ち ゲルハルト・リヒター(Gerhard Richter)は1932年2月9日にドイツ、ザクセン州のドレスデンで生まれました。彼の生い立ちは戦後のドイツでの困難な環境とアーティスティックな興味が交差するものでした。 リヒターは第二次世界大戦後、ドイツが分割占領されていた時期に生まれ、彼の家族は東ドイツの領土に住んでいました。彼は東ドイツで美術教育を受け、画家としての基礎を築きましたが、東ドイツの社会主義的な制約により、彼は西ドイツへの亡命を決意しました。 1959年、リヒターは西ドイツに亡命し、デュッセルドルフ美術アカデミーで学びました。ここで、彼はアーティスティックな実験と表現の自由を取り入れ、自身のスタイルを形成しました。デュッセルドルフ美術アカデミーで彼は画家ゲオルク・バゼルツキらの指導を受け、抽象表現主義から写実主義へのアプローチに影響を受けました。 その後、リヒターは自身の芸術キャリアを築いていき、独自の視覚言語を発展させました。彼は抽象と写実を融合させたスタイルや、写真の影響を受けた作品で広く認識されました。彼の作品は国際的なアート市場で高い評価を受け、現代アートの重要なアーティストとしての地位を築いています。 ゲルハルト・リヒターの生い立ちは、戦後のドイツの歴史や東西ドイツの分断という複雑な背景に根ざしており、彼のアートにはその経験と歴史的な影響が色濃く反映されています。 人物像 ゲルハルト・リヒター(Gerhard Richter)は、多くの人々にとって、現代美術の巨星として認識されているアーティストで、彼の人物像には以下の特徴が含まれます: 多様なスタイルとメディア: リヒターは多様なスタイルやメディアで作品を制作しました。彼の作品は抽象的なものから写実的なものまで幅広いスペクトラムをカバーしており、その柔軟性と多様性が彼の人物像に反映されています。この多様性は、アーティストとしての探求心と創造性を示しています。 評価されたアーティスト: リヒターはアート界で高く評価されており、その作品は美術館、ギャラリー、個人コレクションで広く収蔵されています。彼は多くの賞を受賞し、現代アートの最も重要なアーティストの一人と見なされています。 写実主義と抽象表現主義の融合: リヒターは写実的な要素と抽象的な要素を組み合わせた独自のスタイルを持ち、これは彼の人物像のクリエイティブな探求心と実験的なアプローチを示しています。 社会的・政治的関心: リヒターは彼の作品を通じて社会的および政治的なテーマに対する関心を表現しました。彼の作品はドイツの歴史、人権、戦争、政治などに対する深い洞察を提供し、観客に問題を考えさせます。 私生活のプライバシー: リヒターは一般的に私的な人物として知られており、自身のプライバシーを守ることに力を入れています。彼はメディアの注目を避け、その作品に焦点を当てています。 芸術への情熱: リヒターは長い間アートに情熱を傾け、その情熱は彼の多くの作品に反映されています。彼は芸術の探求者として、現代美術の進化に大きく貢献しました。 ゲルハルト・リヒターは、その豊かなアート活動と幅広い表現力によって、芸術界で多くの人々に影響を与え、現代美術の偉大なアーティストの一人として認識されています。 2.ゲルハルト・リヒターの作品 作品の特徴 リヒターの作品は、彼の長いアートキャリアの中で多くの異なるスタイルとアプローチによって特徴づけられています。以下は、彼の作品の主な特徴です: 写実主義と抽象表現主義の融合: リヒターの作品は写実的な要素と抽象的な要素を組み合わせており、これらの要素が同じ作品内で共存することがあります。彼は写真のように精密な描写と、抽象的なブラシワークやテクスチャを組み合わせ、その融合が彼のスタイルの特徴となっています。 モノクローム作品: リヒターはモノクローム(白黒または単一の色調)の作品を制作することが多く、これらの作品はしばしば写真のような効果を持っています。モノクロームの選択は、彼の作品に深みと感情的な要素をもたらしています。 写真からの影響: リヒターは写真に影響を受けた作品を多く制作しました。彼は写真をキャンバスに移し、写真の質感やピクセル化された効果を模倣することがあります。これにより、現実と写真の境界がぼかれ、作品に独特の視覚的効果が生まれます。 模倣と消去: リヒターは一部の作品で、写真や他の絵画の一部を模倣し、他の部分を消去するというプロセスを採用しました。この手法は、記憶や主題の一部が失われるというアイディアを探求するために使用され、作品に複雑な層をもたらします。 多様なテーマ: リヒターの作品は多くのテーマを探求しており、自然、風景、ポートレート、都市、歴史、社会的な問題などに触れています。その多様性はアーティストの幅広い興味と洞察を示しています。 構成の実験: リヒターの作品は構成的な実験を含み、作品内で異なる要素を組み合わせることで新たな視覚体験を提供します。彼は時に複数の作品を一つの作品としてまとめ、異なる視点からアプローチすることがあります。 ゲルハルト・リヒターの作品はその多様性と実験的なアプローチによって特徴づけられ、彼は現代美術の重要なアーティストの一人として評価されています。 代表作品 …

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【アート投資】バスキア(JEAN MICHEL BASQUIAT) 作品投資収益性

シリコンバレーに来て思ったことは「道路が汚い」です。汚いというのはボコボコという意味です。ここが世界のテクノロジーの中心なのか?と思う程、素敵な道に出会うことが多々あります。軽くアトラクションにでも乗っている感覚になりますが、そんなところがまたこの地の魅力的なところでもあります。 今日はアート投資第二弾のジャン=ミシェル・バスキアです。あのZOZOTOWNの前社長の御仁が購入された事でも有名になり、彼を題材にした映画が4本も作られるほど。若くして亡くなった彼の人生や作品について紹介いたします。 目次: 1. バスキアについて ・生い立ち ・人物像 2.バスキアの作品 ・作品の特徴 ・作品の価値 3.バスキア作品の購入 ・オークション実績 ・代表作品の投資回収性 1.バスキアについて 生い立ち ジャン=ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)は、アメリカの著名な現代アーティストで、1960年12月22日にニューヨーク市で生まれました。バスキアの生い立ちは興味深く、彼の後のアートキャリアに多大な影響を与えました。 バスキアはアフリカ系アメリカ人とプエルトリコ系の両親のもとに生まれ、ブルックリンで育ちました。彼の幼少期は困難な状況で過ごし、家庭の経済的な困難さ、家庭内の問題、学校での適応困難などに直面しました。しかし、早い段階からバスキアは芸術に興味を持ち、絵を描くことを始めました。 バスキアのアートキャリアは、彼がニューヨークの地下アートシーンでスタートしました。彼はグラフィティアーティストとして活動し、サンボーイという名前で壁や電信柱に作品を描きました。その後、彼は「SAMO」というタグを使用し、都市の壁に鋭いメッセージを込めた作品を制作しました。この時期、彼の才能はアート界に注目され始めました。 1980年代に入ると、バスキアはキャンバスに絵を描くことを始め、彼の作品はアートギャラリーや展覧会で展示されるようになりました。彼のスタイルは独自であり、抽象的な要素、テキスト、人物像などが組み合わさった作品が特徴でした。 バスキアはその作品を通じて、アフリカ系アメリカ人のアイデンティティ、人種問題、社会的不平等、ポップカルチャー、歴史などのテーマを探求しました。彼のアートは、アート界で大きな影響を与え、数々の展示会やコレクションに収められています。 残念ながら、バスキアは非常に若い年齢で、1988年に28歳で亡くなりました。しかし、彼の作品は現在でも高い評価と価値を持ち、アート界で重要な存在とされています。 人物像 バスキア(Jean-Michel Basquiat)は、その短い生涯で多くの人々に強烈な印象を与えた、個性的なアーティストでした。バスキアの人物像に関するいくつかの特徴を以下に示します: 天才的なアーティスト: バスキアは非常に若い年齢から芸術の才能を示し、特に絵画においてその才能を開花させました。彼の作品は独自で表現力豊かであり、抽象的な要素、テキスト、人物像が組み合わさっています。彼のアートは知識とインスピレーションに溢れており、幼少期から芸術に対する情熱を持っていました。 アフリカ系アメリカ人のアイデンティティ: バスキアはアフリカ系アメリカ人とプエルトリコ系の両親から生まれ、その出自と人種に関するテーマを彼の作品で探求しました。彼の作品には、人種問題、社会的不平等、アイデンティティに関する要素が多く含まれています。 ポップカルチャーへの影響: バスキアはポップカルチャーへの深い興味を持っており、その作品にはポップカルチャーのアイコンや要素が頻繁に登場します。彼は音楽、映画、コミック、有名な人物などから影響を受け、これらの要素をアートに取り入れました。 地下アートシーンとの関わり: バスキアは若い頃からニューヨーク市の地下アートシーンで活動し、グラフィティアートや「SAMO」というタグを通じて注目を浴びました。この経験は彼のアートキャリアの出発点となり、アート界における新たな風を巻き起こしました。 社会的メッセージ: バスキアの作品には、社会的なメッセージや政治的なコメントが含まれており、彼は人種差別、貧困、社会的不平等などの問題に敏感でした。彼の作品はこれらのテーマに対する反映として機能しました。 早すぎる死: バスキアは非常に若い年齢で亡くなり、1988年に28歳で亡くなりました。その死はアート界において大きな喪失とされ、彼の作品はその後も高い評価を受け続けました。 ジャン=ミシェル・バスキアはその短い生涯で多くの人々に影響を与え、現代アートにおいて重要な存在とされています。彼の作品と人物像は、アートと文化の多くの面に対する洞察と挑戦を提供しました。 2.バスキアの作品 作品の特徴 バスキア(Jean-Michel Basquiat)の作品はその独自のスタイルとテーマによって特徴づけられており、彼のアートを一目で識別可能なものとしています。以下は、バスキア作品の主な特徴です: アートブルートとグラフィティアートの影響: バスキアの作品はアートブルートとグラフィティアートの影響を受けており、荒削りでエネルギッシュな線、テキスト、シンボルが多く含まれています。彼は若い頃にニューヨーク市の地下アートシーンでグラフィティアーティストとして活動し、この経験が彼の作品に大きな影響を与えました。 テキストと言葉: バスキアの作品にはしばしばテキストや言葉が取り入れられており、彼の作品は詩的で思考を喚起するものが多いです。彼は単語やフレーズを強調し、時には短いメッセージや言葉の響きを含めています。 アイコンと人物像: バスキアの作品には、アフリカ系アメリカ人や先住民、有名人、歴史上の人物など、さまざまな人物像が頻繁に登場します。これらの人物像はしばしば歴史的な文脈や人種、アイデンティティに関連するテーマを探求する要素として機能します。 抽象性と象徴主義: バスキアの作品はしばしば抽象的であり、一見不明瞭な要素が含まれます。これらの要素は象徴的であり、視覚的な表現を通じて感情やメッセージを伝えます。 色彩: 彼の作品には鮮やかな色彩が多く取り入れられており、これらの色は作品にエネルギーと深みをもたらします。特に鮮やかな赤、黒、黄色が頻繁に使用されます。 社会的メッセージと政治的コメント: バスキアの作品は社会的なメッセージや政治的なコメントを含むことが多く、人種差別、貧困、社会的不平等などのテーマに敏感に言及します。彼の作品は社会的な問題に対する意識を高める役割を果たしました。 作品の価値 …

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【アート投資】草間彌生(Yayoi Kusama) 作品投資収益性

シリコンバレーは最近曇りで少し肌寒くなってきました。こちらではオフィスの出社義務を各社実行しており、一週間に2,3回の出社義務を拡充業委任に課する企業が増えてきました。一般的に週の半ばで出社をする企業が多く、最近火曜日・水曜日の朝と夕方にたくさん車が見られるようになりました。今日も17:30に帰宅をしようとして、いつも通り渋滞を避けるべく、大通りを避けて下道を通って帰りましたが、その下道ですら渋滞が発生していました。コロナウィルスによるリモートでの就業は終わり、徐々にコロナ前の業務形態に戻りつつあります。 今日はアート投資の続編として、個人の芸術家に焦点を当てて紹介をしてこうと思います。第一弾は日本を代表する芸術家である草間彌生さんを紹介いたします。 目次: 1. 草間彌生について ・生い立ち ・人物像 2.草間彌生の作品 ・作品の特徴 ・作品の価値 3.草間彌生作品の購入 ・オークション実績 ・代表作品の投資回収性 1.草間彌生について 生い立ち 草間彌生(Yayoi Kusama)は、1929年3月22日に日本の長野県松本市で生まれました。彼女は日本で生まれ、育ちました。草間彌生は芸術家としてのキャリアを追求し、国内外で高い評価を受け、その作品は国際的なアートシーンで広く認識されています。彼女は日本の現代美術のアイコンの一人として、その独自のアートスタイルと精神的なアプローチで知られています。 人物像 草間彌生(Yayoi Kusama)は、個性的で多才なアーティストであり、彼女自身の人物像は彼女のアートと密接に結びついています。以下は、草間彌生の人物像に関するいくつかの特徴です: 精神的な闘い: 草間彌生は若い頃から幻覚体験や精神的な健康の問題に苦しんでいました。これらの経験は彼女のアートに強い影響を与え、無限性や無限循環といったテーマを探求する動機となりました。精神的な闘いを乗り越え、アートを通じて自己表現と癒しを見つけました。 自己表現とアイデンティティ: 草間彌生の作品は、アイデンティティと自己表現に関する深い探求を反映しています。彼女はアートを通じて自己の存在感やアイデンティティを表現し、アートが自己の探求と発見の手段であると考えています。 国際的な成功と評価: 草間彌生は日本国内外で高い評価を受けており、国際的なアートシーンで成功を収めています。彼女は日本のアートシーンにおいても国内外のアーティストと同様に重要な存在として認識されています。 アートと自己治療: 彼女はアートを自己治療の手段として活用し、アート制作を通じて精神的な安定や平和を見出しました。彼女の作品は、その個人的な旅と精神的な成長を反映しており、アートが彼女自身と他の人々にとって癒しとなっています。 パフォーマンスアーティストとして: 草間彌生はアートに留まらず、アクションポエトリーやハプニングなどのパフォーマンスアートも行い、公の場で人々にアートとの交流を提供しました。彼女のパフォーマンスアートは独自で魅力的であり、アート体験の拡張と共感を生み出しています。 草間彌生の人物像は、アートへの情熱、精神的な闘い、自己表現、癒し、そして国際的な評価に溢れています。彼女の作品と人物像は、多くの人々に感銘を与え、アートと創造性の力を強調しています。 2.草間彌生の作品 作品の特徴 草間彌生(Yayoi Kusama)の作品にはいくつかの特徴があり、これらの特徴が彼女のアートを独自で印象的なものにしています。以下は、草間彌生の作品の主な特徴です。 無限のポルカドット: 草間彌生は無限のポルカドット(斑点模様)が特徴的な作品を多く制作しています。これらのポルカドットは、色と大きさが異なる無数の円点で構成され、作品全体を覆うかのように広がります。ポルカドットは彼女の作品の中心的要素であり、幻覚体験に由来しています。 再帰的な模様: 草間彌生の作品には、繰り返される模様や形状が多く含まれており、これらの模様はしばしば無限性や無限循環を象徴します。彼女はこれらの模様を使用して作品を視覚的に魅力的で複雑なものに仕上げます。 ミラーカボチャ: カボチャは彼女の作品によく登場し、特に巨大な鏡で囲まれたカボチャの彫刻が有名です。これらの作品は鑑賞者に自己反映の体験を提供し、鏡の中に無限の宇宙を見るような感覚を生み出します。 ポリエステル彫刻: 草間彌生はポリエステルで作られた彫刻も制作しており、これらの彫刻はしばしば大きなサイズで、ポルカドット模様が施されています。これらの彫刻は美術館や公共の場で展示されています。 アクションポエトリー: 草間彌生はアクションポエトリーやハプニングといったパフォーマンスアートも行い、公の場で人々にアートとの交流を提供しました。 色と輝度: 彼女の作品は鮮やかな色彩と輝度を特徴とし、これらの要素が鑑賞者に強烈な印象を与えます。 草間彌生の作品は抽象的で幻想的な要素が多く、無限の宇宙や自己反映の感覚を鑑賞者にもたらします。彼女のアートはポップアート、ミニマリズム、抽象芸術などさまざまなアートムーブメントに影響を与え、その独自のスタイルと視覚的要素は多くの人々に愛されています。 作品の価値 草間彌生の作品は芸術市場で高い価値があり、国際的に高い評価を受けています。その作品の価値は以下の要因に基づいています: 国際的な評価: 草間彌生は国際的なアートシーンで高く評価されており、彼女の作品は世界中の美術館やギャラリーで展示されています。彼女の名前と作品は国際的なアートコミュニティで広く認識されています。 独自のスタイル: 草間彌生の作品には独自のスタイルがあり、特に無限のポルカドット模様やミラーカボチャといったモチーフが彼女の作品の中心的な要素です。これらの特徴的な要素は彼女の作品を独自で識別可能なものにしています。 レアリティと需要: …

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【アート投資】MASTERWORKSについて

シリコンバレーは今日は天気が悪く珍しく雨が降っていました。ここは滅多に雨が降らないので、私は雨が降ると車で外に出たくなります。なぜだかわかりますか?それは雨で車を洗いたいからです。貧乏性というかセコイと思われますよね。。。全然雨が降らないので、ここに住んでいる皆さんはよく洗車をしております。私はどうしても洗車に乗り気になりません。どうしてどうせ汚れるのに洗う必要があるのか?って思っちゃうんですよね。だから、雨が降ると「今がチャンス!」とばかりに車を乗り回して、自然に綺麗にしてもらいます。 今日は以前紹介したアート投資の続きについて紹介したいと思います。アートを$20から少額投資ができる「MASTERWORKS」の紹介を致します。私も口座を開いて購入を始めたので、徐々に情報を共有していきます。 目次: 1. MASTERWORKSとは 2.MASTERWORKSの所有する作品について 3.MASTERWORKSの手数料について 1.MASTERWORKSとは “Masterworks” は、美術品投資プラットフォームで、芸術作品への投資を個人投資家に提供するオンラインプラットフォームです。Masterworksは、芸術市場へのアクセスを拡大し、投資家が高品質の美術品に投資できる機会を提供することを目的としています。 Masterworksプラットフォームでは、美術館やギャラリーで見かけるような有名な芸術家の作品に投資することができます。プラットフォームは、投資家が特定の美術品に資金を提供し、その所有権を共有する仕組みを提供しています。投資家は、芸術品が売却された際に売却益を受け取ることができます。 Masterworksは、美術品市場における投資の一般的なハードルである高額な購入価格に対処し、個人投資家に多様なアセットクラスの一部として美術品に投資する機会を提供します。これにより、美術品市場への投資を専門家やコレクターに限定せず、一般の投資家にも開かれるようになりました。 ただし、美術品投資はリスクを伴う投資であり、価値の変動が激しいことがあるため、慎重な検討とリスク管理が必要です。Masterworksや他の美術品投資プラットフォームを検討する際には、投資に関する詳細な情報を収集し、自身の投資目標に合った戦略を検討することが重要です。 アート投資について Masterworksのアート投資における重要性はいくつかの点にあります。 多様な投資オプション: Masterworksは、有名な芸術家や作品への投資機会を$20から提供し、美術品市場へのアクセスを拡大します。これにより、投資家は従来難しいとされてきた美術品への投資が可能になり、投資ポートフォリオの多様性を向上させることができます。 資産の分散: 美術品は伝統的な金融資産とは異なり、価格の変動が独立しています。美術品への投資は、株式や債券などの他の資産クラスとの相関性が低いため、ポートフォリオのリスクを分散する手段として役立ちます。 アート市場へのアクセス: Masterworksを通じて、美術品市場に関する知識や専門的なコンタクトがない一般の投資家でも、プロのチームが管理するアート投資に参加できます。これにより、アート市場における投資の専門家の知識を活用できます。 アートの非流動性: 美術品は非流動性が高い資産であり、取引や販売には時間がかかることがあります。しかし、Masterworksのプラットフォームを利用することで、投資家は部分的な所有権を売却し、投資をキャッシュに変えることができます。 美術品の鑑賞: 美術品への投資は、単なる金融投資以上に、芸術の鑑賞として楽しむこともできます。投資家は美術品の所有権を持つことで、作品を鑑賞し、文化的な体験を享受できます。 一方で、美術品投資には価格の変動が大きいこと、資産の管理や保管にコストがかかること、投資の非流動性などのリスクも存在します。したがって、美術品投資を検討する際には、慎重なリサーチとリスク管理が重要です。 Masterworksなどのアート投資プラットフォームを利用する場合でも、自身の投資目標とリスク許容度を考慮して投資判断を行うことが必要です。 2.MASTERWORKSが所有する作品について Masterworksはさまざまな美術品を取り扱い、そのポートフォリオを時間の経過とともに変化させています。具体的な作品に関しては、プラットフォーム上で提供されている作品に応じて異なります。 以下は、Masterworksが提供する美術品の一般的なカテゴリーの例です。 現代美術: プラットフォームには現代美術作品が含まれており、有名な現代アーティストの作品に投資する機会が提供されています。 印象派: 印象派の名作や印象派の画家による作品も取り扱われており、これらの美術品への投資も可能です。 ポップアート: ポップアートの代表的な作品やポップアーティストの作品もプラットフォームで取り扱われています。 モダンアート: モダンアートの優れた作品やモダンアーティストの作品にも投資の機会があります。 古典派: 古典派やルネサンスの名画など、歴史的な価値を持つ美術品も一部取り扱われています。 これらの美術品は、Masterworksのプラットフォームを通じて投資家に提供され、投資家はこれらの作品の一部所有権を購入することができます。美術品投資はリスクが伴うものであるため、投資前に慎重な検討とリサーチが必要です。また、プラットフォームが提供する作品は定期的に変更されるため、最新の情報を確認することが重要です。 3.MASTERWORKSの手数料について Masterworksの手数料は、美術品への投資に関連するいくつかの異なる料金から構成されています。 年間運営費用 (Annual Management Fee): Masterworksは美術品の管理、保険、保管などを行うために年間運営費用を課金します。これは、投資金額に対して年間1.5%となっております。 売却利益分配 : 投資家が美術品を売却した場合、利益額から20%の手数料が差し引かれます。これは、美術品の売却に関連した手数料です。 これらの手数料は一般的なものであり、具体的な料金はプラットフォーム上で提供される情報に基づいています。投資家は、美術品を購入または売却する際に手数料に注意を払い、それらのコストを投資の収益に影響を与える要因として考慮する必要があります。また、手数料構造は時間の経過とともに変更されることがあるため、最新の情報を確認することが大切です。 アート投資って日本だとあまり身近ではなく、私の偏見かもしれませんが、お金持ちが行う投資選択肢だと思っておりました。ただ、このプラットフォームを使うと少額から投資が可能なので、絵画や芸術品に触れやすくなるので、投資に加えて芸術についても勉強できるのではないかと期待をしております。上述の通り、MATERWORKSの口座開設を行いましたので、また共有をしていきたいと思います。 Hより 関連記事: …

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【アート投資】アート投資とは?

今日は休日だったので、友達とホームパーティーをしました。こちらは外食をするとチップも払わないといけないので、お金がかかることからホームパーティーやBBQをしながら友達と団らんする事が多いです。これがパーティーをホストする方々がいていつも参加をさせて頂けるのですが、どうしても毎回招待を受ける側でこちらが何かを開催しようとする勇気がわかない。BBQでは各々が食べ物や飲み物を役割分担で持ってくるのですが、ホームパーティーの場合には皆さん料理を持ってくるんですね。ただ持ってくればいいのですが、手料理なんかを準備したり持参する方が結構いて、料理が苦手なのと大人数の立食が苦手な私はいつも何が適当なスナックか飲み物を持参して参加するだけ。 仕事上よく大人数の面識のない方々と立食又は円卓で食事をすることが多かったのですが、人見知りな部分がありどうしても積極的にいけないです。コミュニケーションが武器であると事象している文系の私の中身が人見知りは致命的で、いつも家に帰るとぐったりしておりました。アメリカはよりオープンなコミュニケーションの場が多いので、訓練・修行を積み重ねないといけないと思っております。 さて本日ですが、投資のポートフォリオを増やすという意味と、面白く一般人の私が全く見向きもしなかった古くからある新しい投資方法である「アート投資」について紹介したいと思っております。 目次: アート投資とは アート投資の市場 国別アート市場価値について アート投資リターン推移 1.アート投資とは アート投資とは、美術品や芸術作品を購入し、その資産を保有・運用することを指します。これは、美術品を購入するだけでなく、将来的にその価値が上昇し、利益を上げることを目指すものです。アート投資は、個人投資家やコレクターによって行われ、次のような特徴があります。 資産クラスとしてのアート:アートは、株式、債券、不動産などの伝統的な資産クラスと並んで、投資の対象として認識されています。アート作品は、その美的価値だけでなく、将来の投資価値に注目されています。 資産の多様化:アート投資は、投資家がポートフォリオを多様化する手段の一つです。アート作品は、金融市場とは異なる価格変動パターンを持ち、経済的なリスクを分散できる可能性があります。 長期的な視点:アート投資は通常、長期的な視点で行われます。アート市場の価格変動は短期的には不安定であることが多いため、投資家は作品を数年以上保有することが一般的です。 リスクと報酬:アート投資にはリスクが伴います。アート市場は不透明で、価格変動が大きいことがあります。一方で、成功すれば高い収益を得る可能性もあります。 専門的な知識が必要:アート投資は専門的な知識が必要です。美術品の価値を評価するためには、アート市場や作家の歴史、作品のプロヴェナンス(由来)、状態などについて理解が必要です。 市場の透明性:アート市場には透明性が限られており、取引価格や所有者は一般に非公開です。これがアート投資を難しくする要因の一つです。 アート投資は、アート愛好家や投資家にとって魅力的な方法であり、美術品の収集と資産の増加を結びつけることができます。しかし、アート市場は不確実性が高く、リスクがあるため、慎重なリサーチとプランニングが必要です。また、専門家のアドバイスを受けることも重要です。 2.アート投資の市場 アート投資の市場は、美術品や芸術作品を購入し、将来の価値上昇を期待して保有・運用するためのプラットフォームと仲介者から成り立っています。以下は、アート投資市場に関するいくつかのポイントです。 1.美術品市場: アート投資市場は、美術品市場として知られています。この市場は、絵画、彫刻、写真、版画、陶芸など、さまざまなメディアの芸術作品を対象としています。下記は2007年~2022年の販売価値を推移です。経済不況やコロナの影響で取引価格の増減はありますが、それ以外ではだいたい650億ドル(9.4兆円*145円計算)前後で推移しており、安定した売買市場となっております。 【世界のアート市場における販売価値について 2007年~2022年】 出典:Statista 2.芸術家と作品: アート市場は、有名な芸術家や現代の新進アーティストの作品を取り扱います。一部の芸術家や特定の作品は特に高い価値があります。下記は2022年のアーティスト毎のオークション販売価格の合計です。有名なウォーホル、モネ、ピカソが上位を占めておりますが、日本の草間彌生さんも堂々の10位となっております。 【アーティスト別販売合計額 2022年 *単位:百万$】 出典:Statista 3. オークション市場: 美術品市場で最も注目される場所の一つはオークション市場です。オークションハウス(クリスティーズ、ソテビーズ、クリーブランドなど)で美術品が競り落とされ、高額で取引されることがあります。 4.ギャラリー市場: ギャラリーは、アーティストの作品を展示し、販売する場所です。ギャラリー市場は一般に専門的で、アートコレクターや投資家に向けて美術品を提供します。 5.オンライン市場: インターネットの普及により、オンライン市場が急速に成長しています。オンラインプラットフォームでは、アート作品を購入し売却することができます。 6.アートファンド: アートファンドは、複数の投資家がお金を出し合い、美術品ポートフォリオを所有する仕組みです。これにより、小規模の投資家もアート市場に参加できます。 7.価格の変動: アート市場の価格変動は不安定であり、美術品の価格はさまざまな要因に影響されます。アート市場においては、特定のアーティストや作品の需要と供給が価格に大きな影響を与えます。 8.資産の保管と保険: 美術品は適切に保管し、保険をかける必要があります。高価な作品は盗難や損傷のリスクがあるため、セキュリティ対策が必要です。 アート投資市場は美術品愛好家や投資家にとって魅力的な機会を提供していますが、リスクが高いことを認識することが重要です。アート投資は専門的な知識と慎重な研究が必要であり、価格変動や市場トレンドに注意を払うことが求められます。投資前には、専門家のアドバイスを受けることがお勧めです。 3.国別のアート市場価値について 国別のアート市場の価値は、アート市場の特性や地域経済の状況によって異なります。以下に、いくつかの主要な国別アート市場に関する情報を提供します。なお、これらの数字はおおよその推定であり、市場の変動によって変化する可能性があります。 アメリカ:アメリカは世界最大のアート市場の一つとされており、数千億ドル単位の市場規模を持っています。ニューヨーク市がアートオークションの中心地であり、多くの国際的な美術品オークションが開催されています。 中国:中国は急速に成長しているアート市場を持っており、アート市場規模が増加しています。特に香港、北京、上海などの都市でアートオークションやギャラリーが活発です。 イギリス:イギリスはヨーロッパのアート市場の中心地の一つであり、ロンドンが国際的な美術品市場で重要な役割を果たしています。ロンドンのオークションハウスやギャラリーは世界中からコレクターや投資家を引き付けています。 フランス:フランスはアートの歴史的な中心地であり、パリは美術品市場において重要な都市です。フランスは特に印象派や現代美術のコレクションで有名です。 スイス:スイスはアート市場においてはギャラリー市場が隆盛しており、バーゼル・アートのような国際的なアートフェアが開催されています。スイスはまた美術商としても有名です。 日本:日本もアート市場が存在し、東京を中心にギャラリー、オークション、アートフェアなどが活動しています。国内外のアーティストの作品に対する需要があります。 これらの国別アート市場は、美術品市場の多様性や文化的な要因に影響されており、それぞれ独自の特徴を持っています。美術品の需要と供給、国内外の投資家の関与などが市場規模に影響を与えます。美術市場は国際的であり、美術品が国を越えて取引されることが一般的です。 【国別 アート市場価値のシェア 2022年】 出典:Statista 4.アート投資リターン推移 下記は投資対象としてのアートを株式市場のS&P500と比較した数字の推移となります。 1995年から推移になりますが、S&P500は安定的に年率9.5%のリターンを得ている状況です。それに対して、アートは全体で9.0%とS&P500と同じレベルではありますが、現代アートというくくりで見てみると、年間のリターンは平均で14%と非常に高い推移となっております。 …

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